&小樽

ニシン漁で栄えた歴史が学べる建築物は 北海道指定の有形文化財

海を見下ろす高台に勇壮な姿を見せる「小樽市鰊御殿」は、1897年に泊村に建てられ、1958年に祝津に移築したもの。一部2階建てで総面積は611㎡もあり、ニシン漁の全盛期には120人もの漁夫が寝泊まりしていたと伝えられています。現代社会に例えると、ニシン漁という事業を行う会社のオフィスと社長の住居、そして社員寮が合体したような建物で、北海道有形文化財に指定されています。北海道産のタモやトド松、青森から取り寄せたヒノキなど贅沢に使われた木材やがっしりとした構造など建築物として価値があるとともに、ニシン漁の道具や写真、生活用具なども展示し、北海道がたどってきた歴史の一端を学ぶことができます。

小樽市鰊御殿

  • 【住所】小樽市祝津3丁目228番地
  • 【営業時間】4月上旬〜11月下旬 9時〜17時(10月中旬以降は〜16時) 冬期は休館 *営業日については公式サイト参照
  • 【駐車場】
  • 【公式サイト】https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2020100900596/
  • 【問い合わせ(TEL)】0134-22-1038
  • 【マップコード】493 842 219*16