カルチャー
Culture
くるくるエリアで楽しめるカルチャーをご紹介。
工芸体験や食の手作り体験を始めとした体験系スポットのほか、
地域の歴史を学ぶことのできるディープなスポットもご紹介。
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収穫して、つくって、食べて。
季節によって、さまざまな体験プログラムが楽しめる!食べ物の材料になっている農作物が田んぼや畑で育つようすを観察し、収穫し食卓にのぼるまでを家族で体験できるプログラムです。時期によって収穫できる農作物と開催されるプログラムが変わります。たとえば11月の上旬は、砂糖の原料であるてん菜を収穫して調理するプログラムを実施します。2月には、「雪中野菜を掘り出して食べよう」を実施予定です。また、採れたてのいちごの甘さを計ったり、いちごについて学びながら収穫する「ビニールハウスでいちごを収穫しよう」も人気です。参加した人からの評判も上々。素敵な思い出づくりにいかがですか?
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果樹と花々とが共存する、オーチャードガーデンを散策。
果物狩りやピザ作り体験で、自然のめぐみをたっぷりいただく。農業をもっと身近に感じ、癒しとうるおいを感じてもらえる場として、ほとんど手つかずの大自然の中にあった果樹園を活かして作られたファームです。まずは「ガーデンの中にある果樹園」、オーチャードガーデンを散策。季節の果物狩りや月のリズム農法で育てた「魔女のトマト」という名のミニトマト狩りも好評です。森の中を空中散歩できるツリーアドベンチャーや、誰でも安心して挑戦できる釣り堀などのアクティビティも充実しています。 おすすめのお料理体験は、季節のピザ作り体験。生地をのばすところからはじめ、季節の野菜をたっぷりのせて、ファーム特製のピザ窯で焼き上げます。できたてをその場で食べる幸せを、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
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日本、中国、ヨーロッパの風景を、旅して描いた、
洋画家・松島正幸の作品や、歴史的な建物を鑑賞。松島正幸は、北海道教育大学岩見沢分校で非常勤講師を務めた岩見沢ゆかりの画家です。晩年はフランス・カンヌにアトリエを構え、世界中を旅し、数多くの絵画作品を残しました。1999年89歳で亡くなる10年前に、岩見沢市に作品を寄贈。当初、絵画ホールを市民会館に設置し展示しましたが、翌年の1990年、旧岩見沢警察署の建物を活用し、作品を移転。岩見沢市絵画ホール・松島正幸記念館が誕生しました。 1932年に建てられたという古い鉄筋コンクリート造りの建物は、外観やロビー、天井、階段など、今ではめずらしい意匠が施されています。 そのほか岩見沢ゆかりの作家による絵画、彫刻、工芸などの作品も展示されています。
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秋の彩り深まる、野幌原始林に隣接。
北海道のれんがとやきものの文化を、今に伝える。北海道の赤れんが生産は、江戸時代末期からはじまったと言われています。江別市セラミックアートセンターには、北海道のれんが産業の歴史を辿る「れんが資料展示室」と、北海道で現在活躍する陶芸作家の作品を展示する「北のやきもの展示室」、陶芸教室が開かれる工房、やきものに関する資料を閲覧できる図書室があります。また、北海道の窯業研究の第一人者である小森忍の作品を常設展示する「小森忍記念室」では、見応えのある作品をじっくり鑑賞できます。 お土産を買うなら、江別市在住の作家の作品を販売する「やきものショップ」へ。建物の望楼に登れば、野幌原始林をはじめ、木々が色づく山々の成す雄大な景色が望めます。
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オリンピックの歴史と感動、 そして冬のスポーツを知ることができる施設
1972年、札幌で第11回冬季オリンピック大会が開かれ、大きな感動を呼びました。市内と近郊には、スキー、スケート、ジャンプなどの数多くの競技場が作られ、今も国内外の大会などに使われています。そのひとつが大倉山ジャンプ競技場。ここに開設されたのが「札幌オリンピックミュージアム」です。オリンピックやパラリンピックの歴史と感動を体感できる施設として、また冬のスポーツの普及と発展を目的としています。館内には札幌大会だけでなく、これまでのオリンピックを知ることができる数々の展示があります。競技に使われる道具の展示も必見。選手の視点でオリンピック競技を体感できる6種類のシミュレーターも用意されています。
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ニシン漁で栄えた歴史が学べる建築物は 北海道指定の有形文化財
海を見下ろす高台に勇壮な姿を見せる「小樽市鰊御殿」は、1897年に泊村に建てられ、1958年に祝津に移築したもの。一部2階建てで総面積は611㎡もあり、ニシン漁の全盛期には120人もの漁夫が寝泊まりしていたと伝えられています。現代社会に例えると、ニシン漁という事業を行う会社のオフィスと社長の住居、そして社員寮が合体したような建物で、北海道有形文化財に指定されています。北海道産のタモやトド松、青森から取り寄せたヒノキなど贅沢に使われた木材やがっしりとした構造など建築物として価値があるとともに、ニシン漁の道具や写真、生活用具なども展示し、北海道がたどってきた歴史の一端を学ぶことができます。
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小樽運河に面した宿でのんびり過ごしませんか
天然温泉や地元の食材を生かした食事にも満足!宿泊は小樽で。小樽運河が目の前というロケーション抜群の「運河の宿 小樽ふる川」はいかがですか。明治時代の商家を再現した「帳場(フロント)」、ランプが灯る「光ラウンジ」など、ノスタルジックな雰囲気でゲストを迎えてくれます。お部屋は和室、洋室、展望温泉付き特別室などさまざまなタイプがあり、いずれもリラックスできる空間となっています。疲れを癒してくれる天然温泉は、2タイプの大浴場を備え、それぞれ露天風呂があります。食事処では北海道産、小樽近郊産の食材にこだわって手作りしている夕食、朝食を存分に楽しんでください。黄昏どきやガス灯が灯る夜の運河を散策するのもこの宿なら気軽。散策用浴衣の貸出もあります。
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世界的建築家 安藤忠雄氏による
壮大な祈りの空間札幌市の真駒内滝野霊園内に鎮座する高さ13.5mの大仏。名を「頭大仏」といい、霊園でありながら今では世界中から観光客が集まってくる名所となっています。大仏自体はもともと「御霊供養大仏」として屋外に建てられていましたが、開園30周年となる2016年に、記念事業として建築家の安藤忠雄が大仏殿を設計し、そのユニークな形状で観光客が訪れるようになりました。ドーム状の屋根の真ん中に空いた穴から頭だけつき出して見えるから「頭大仏」。春は新緑、夏はラベンダー、冬は雪に覆われる丘と一体化したその姿は、アートな魅力を持った札幌の新名所となっています。 水庭のほとりには、「ロタンダカフェ&ストア」があり、軽食やお茶で一服できるほか、オリジナルのお土産も買えます。 園内には、この頭大仏のほか、高さ10m近くもあるモアイ像33体が並んでいたり、イギリスの古代遺跡ストーンヘンジを模したものや観音像が立っていたりと不思議なアート空間となっており、独自の世界観を楽しむことができます。総面積180万平方メートルの広大な敷地に、道内最大級のお墓が並ぶ霊園、宗派を問わない公園霊園なので、観光やレジャーでたくさんの人の来園を歓迎しています。
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歴史と芸術が、響きあう。
海の玄関口として栄え、経済の中心地として北海道経済の基礎をつくった小樽。栄華を誇った20世紀前半に建造された旧荒田商会、旧高橋倉庫、旧三井銀行小樽支店、旧北海道拓殖銀行小樽支店の4棟を活用した3つの施設からなる小樽芸術村では、その時代を華やかに彩ってきた国内外の優れた美術品・工芸品を鑑賞しその文化に触れることができます。「似鳥美術館」は目の前に広がるルイス・C・ティファニーのステンドグラス作品から始まり、横山大観などによる日本画、岸田劉生やルノワールらの日本・海外の洋画、高村光雲とその弟子たちの木彫、アール・ヌーヴォー、アール・デコのグラス作品など幅広い芸術作品を間近に鑑賞。「旧三井銀行小樽支店」では、昭和2年に建てられた重厚な銀行建築の内部をご覧いただけます。「ステンドグラス美術館」ではイギリスの教会ステンドグラスによる美しく荘厳な光の空間を楽しめます。
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北海道らしい自然と石狩市のシンボル、
石狩灯台を楽しむ。日本海と石狩川が交わり長い時間をかけて形成された砂嘴と呼ばれる海岸地形には180種類に及ぶ海浜植物が自生し、敷地の一部は石狩市海浜植物等保護地区にも指定されています。公園の入口に佇む赤と白のストライプが特徴的な石狩灯台は、川の流れと海の波によって100年間で徐々に広大な砂嘴が形成された証です。約46ヘクタールある公園には名前の由来にもなったハマナスをはじめ、イソスミレ、ハマエンドウ、ハマヒルガオ、エゾスカシユリ、コガネギクなど季節毎に様々な花を楽しむことができます。ハマナスの見頃は6月下旬から7月上旬。初夏はもちろん、折々に移り変わる季節の表情を感じることができます。ヒバリやウグイス、ワシなど1年を通してやってくる野鳥の種類も豊富でバードウオッチングスポットとしても人気なこの公園へ頻繁に足を運ぶ地元の人も多いです。 休憩スペースを備えた「はまなすの丘公園ヴィジターセンター」では石狩の特産品やハマナスの関連商品を販売。中でもおすすめは淡いピンク色でハマナスの香りが上品なオリジナルハマナスソフトクリーム。石狩浜の潮騒と心地良い潮風を感じながら、人気の味を是非味わって。
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小樽にゆかりのある
美術家の作品を中心に展示。海、運河、港と起伏に富んだ地形に点在する家並みという景観を持つ小樽。古くは北のウォール街とも呼ばれた小樽市の銀行などが立ち並んでいた通りの一角、当時、小樽地方貯金局であった建物が今の美術館。この美術館では2つの記念ホールと企画展示室を有し、小樽が商都として繁栄した時代に優れた業績を残した作家の作品を中心に小樽にゆかりのある現代作家の作品なども展示・保存しています。記念ホールの1つは小樽市出身の風景画家として知られる中村善策。優しく温和な人間性が現れた風景画はその豊かな色彩に注目です。 3階の一原有徳記念ホールにはモノタイプという手法を用いた特異な作風で国際的にも名高い版画家、一原有徳の作品がずらり。作品だけでなくアトリエの一部を再現したコーナーや作品制作過程を視聴できるコーナーなど鑑賞の工夫も。 また、1階の市民ギャラリーでは、年間を通して市民による多彩な展示が開催されています。
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小樽の風土と文化の関わりを
感じながら過ごす至福のひと時古くは北のウォール街とも呼ばれた小樽市の銀行などが立ち並んでいた通りの一角、当時、小樽地方貯金局であった建物の二階にある文学館。1952年に建てられたこの建物では小林多喜二、伊藤整をはじめ、小樽ゆかりの小説家、詩人、歌人、俳人の著書や資料を鑑賞することができます。古書の香りが漂って来そうな展示室内には作家の略歴や写真をはじめ、直筆原稿や書簡、多喜二のデスマスクなど貴重な品が並びます。その中には実際に作家が使っていた私物のかばんやカメラも。作家の人となりや特徴を親しみ易く解説するコーナーも設置されており、作家の新たな一面を知ることができます。常設展示のほかにも文学講座や作家と作品ゆかりの場所を訪ねる文学散歩など、様々なテーマで特別展・企画展を開催。
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落ち着く空間で時間が経つことを忘れ、
美味しい時間を。“小樽市指定歴史的建造物”にも認定された、レンガ造りが特徴の旧海猫屋跡地に建つ雰囲気ある倉建物。1階は深海をイメージした内装で札幌軟石アンティークや特注のタイルなどお店のこだわりがたっぷり。照明の光と影が神秘的な空間を演出しています。そんな雰囲気ある空間で味わう料理に使われるのは、吟味された地元小樽の食材や道産食材。道産の白樺薪を使って焼き上げた「北海道産牛肉や様々な肉」は表面はカリッと香ばしく、中は旨みを閉じ込めてジューシーな味わいです。素材の持ち味を大切に丁寧に仕上げられたパスタも人気メニューのひとつ。お昼時は料理のこだわりはそのまま、ドリンクなどが付いたランチセットに。お子様ランチがあるのも子供連れに嬉しいポイントです。
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石狩当別の神社御朱印を集めながら
田園風景をサイクリング。出発は広大な社地を有する当別神社から。公園に隣接し緑豊かな社内は参道を歩くだけで神聖な気持ちになります。内社の聖徳神社を参拝したらガイドと共に2つのコースに分かれ参拝します。廃線となった駅や木造2階建ての校舎など、地域に根付くのどかな風景も見どころです。コースに沿って町内の神社を参拝し終えた後は再び当別神社に戻り御朱印帳をいただきます。当日参拝した神社が無人であっても御朱印が認められることが魅力の1つ。 サイクリングで心地良い汗をかいた後は当別町内で人気の飲食店でゆったりとランチ。地元で愛される和食料理店や、北海道のソウルフードであるスープカレー店、オシャレなカフェレストランなど地元当別の食材を用いた人気店をセレクト。当別町の自然と文化を味わえます。