&当別

一面の青いじゅうたんは亜麻の花 油を搾るための農作物です

北海道各地では1890年頃から繊維作物としての亜麻が栽培されました。当別町でも1893年に始まり、1960年代まで栽培されていました。災害や化学繊維の普及などの影響で栽培は終了してしまいましたが、2001年、今度は亜麻仁油採取のために復活。亜麻生産組合と有限会社亜麻公社がタッグを組んで、亜麻仁油や石けんなどの関連商品を製造しています。また6月下旬〜7月上旬に小さな青い花が咲いて美しい田園風景を作り出し、それを目当てに人が集まるようになり、新しい観光資源となっています。亜麻は早朝に咲き午前中には散ってしまいます。そのはかなさも魅力のひとつです。亜麻が栽培される畑はその年によって違いますが、初夏、当別町のどこかで青いじゅうたんが広がる風景を楽しめます。農作物ですので畑に入らず、そっと見守ってください。

当別町の亜麻畑

  • 【住所】その年によって変わる
  • 【営業期間/開催期間】6月下旬〜7月上旬
  • 【公式サイト】http://www.amakousya.co.jp/
  • 【問い合わせ(TEL)】0133-25-3730(亜麻公社、平日9〜17時)
  • 【マップコード】その年によって変わる